STUDY

無用の用 #02

前回の記事を読んで頂いた皆様、お待たせ致しました。
読んでいない方、至急ひとつ前の記事へ向かってください。

それでは前回に引き続きAnnautで使われているエコな資材について紹介していきます。

内掛け釦
Daily Dress Trousersの前立ての見返し部分には釦が使われています。私たちはこのボタンをデッドストック釦の中から選びました。何かしらの理由で出荷できず、倉庫で保管されていた釦の中から私たちの企画・デザインに合う釦を選定しています。既に生み出されてしまったもので、従来の常識では使われることがなかったもの、所謂ロスと呼ばれているモノを今後も有効活用していきます。

ファスナー
私たちが使用しているファスナーのテープ部分には再生ペットボトルが30%使用されています。一般的に出回っているファスナーのテープ部分は普通のポリエステルが使用されていることが殆どです。私たちが使用しているファスナーが先駆者、というのは言い過ぎかもしれませんがこの先もっと普及していくもの、していくべきものだと思います。

ブランドネーム
私たちの資材のこだわりはブランドネームにも及んでおります。商品の大きさによって使い分ける為2種類のネームを作成しましたが、それぞれに通常のポリエステル糸とリサイクルポリエステル糸がミックスされて使われています。大ネームでは70%、小ネームでは65%がリサイクルポリエステル糸です。

下札
最後に、商品情報が記載される下げ札についてのこだわりを紹介します。
色んなブランドの下げ札を集めている服好きな人もいると思います。わたしも昔はその一人でした。ただ、最終的にどうなったか。数年後一斉に捨てることになるのです。商品を販売する以上下げ札を付けないわけにはいかない。であれば何とかして価値を加えたい。こうした思いで捻り出したアイディアが「本の栞」でした。商品情報が記載されたシールを剥がせばそれはもう立派な栞です。シールを剥がすときにもちょっとした仕掛けをしています。是非手にとって頂きたいです。下げ札の活用はこれからも別の方法で取り組んでいきます。

これからモノを買う時いつもその背景に思いを巡らせないといけないとなると気が狂いそうです。
気付いた時にやってみる。
その習慣を長く続ける。
我々Annautもこのくらいの気持ちでやっていこうと思います。

継続は力なり、ですから。