STUDY

和衷協同 #01

STUDYコンテンツは自分たちだけでなく皆さんと一緒に考え学んでいくことを目的としています。今回初めてInstagramでSTUDYコンテンツのトピックを募集したところ、フォロワーの方からとある疑問を投げかけて頂きました。

今回はそのトピック『1型作るのにどれだけの人が関わっているのか』についてAnnautとしての答えを3回にわたって紹介します。

洋服といっても種類は様々で作り方はブランドによっても異なるのでこれから紹介する内容が全てに当てはまるとは一概には言えませんが、一般的なモノづくりにおいての必要な機能を紹介します。

洋服は大きく分けて3つの要素が固まれば作ることができます。

1.どんな材料を使って何を作るかを決める人(企画・デザイン)
2.そしてその材料をどこから手に入れるか(材料調達)
3.誰が生産するのか(工場)

詳しく見ていきます。

1.どんな材料を使って何を作るかを決める人(企画・デザイン)
◇ディレクター
シーズン毎にテーマや世界観を決める人。言い換えると「今季はこんな感じで行こう!」と旗を振る人。
◇デザイナー
ディレクターの決めた世界観に基づいてデザイン画を描く人。デザイナーがその洋服に使われている(使いたい)材料まで決めていることが多い。
◇パタンナー
描かれたデザイン画に沿って、型紙と呼ばれるパターンを作成する人。洋服は大小様々なパーツから作られており、それぞれの形を決める必要がある。パーツの形によって着心地は大きく変わる為、非常に大切な仕事の一つ。

ここまでで所謂「何を作るのか」という企画は決まりますが、これだけではモノづくりは出来ません。そこで必要になるのが以下の役割を担う人たちです。

◇MD
集まったデザインを基に「いつから、どれくらいの型数で販売開始するか」決める人。発注数量の権限もMD担当者に委ねられていることが多い。
◇生産管理
決定した企画に基づき生産を行う際、工場や繊維商社と連携し生産スケジュール管理を行うアパレル企業側の人。

それぞれの役割を担う人が1人ずつだとすると、ここまでで5人が関わっていることになります。ただ、ブランドによっては複数の人が協力しあって一つの役割を担っている場合もありますのでこの時点で5人以上が関わっていることもあります。

今日はここまで。次回へ続きます。